歌・ボイトレ

カラオケで高音が続かない人必見!高い声で歌い続けても疲れない方法【声帯閉鎖】

どうも!まっさんです!

最近真面目な記事が多かったので、今回は私の趣味である歌(聴く方じゃなくて歌唱する方)について書きたいと思います!

ちなみに歌唱力についてはもともと福山雅治しか歌えないぐらい高音が出なかったのですが、カラオケに行きまくったりボイトレに通った結果ミスチルぐらいの音域の曲なら歌えるようになりました!(決して歌が上手いとは言ってません笑)

最近カラオケアプリを使ってよく家で歌っているのですが、高音が続かないという壁にぶち当たっていました。

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要するに、そこそこ高い声は出せるようになったけど、1曲歌いきるまでにバテてしまってラスサビで死んでしまうといった感じですね(笑)

このままだと好きな曲を最後まで歌いきれないのでずっと悩んでいたのですが、最近いろいろ対策を調べて試してみた結果、高い声を出すのが劇的に楽になったのでその方法をみなさんにシェアしたいと思います!

なぜ高音を出すとしんどいのか?

まず、高音を出すと苦しくなる理由についてで、これはボイトレに通っていたので理解しているつもりでしたが、最近知識が足りていなかったことに気づきました。

ボイトレに通っていた時に先生からよく言われていたのが、

「のどを開いて歌いましょう!」

です!

人は高い声を出そうとすると喉仏が上がってのどが締まってくるのですが、その状態で無理して声を出そうとすると、張り上げる感じの発声になってのどを傷めてしまいます。

なので、舌の奥の方(舌根と呼びます)を意識的にグッと下げて喉仏が上がってこないようにし、のどと口の中の空間(口腔)がしっかりと確保できている状態で歌うのが理想とされています。

このことは正しくて、歌う時にのどを開くよう意識するようになってからかなり高音が出しやすくなったのですが、それでもなぜか歌の途中で高音を出すのがしんどくなっちゃうんですよね。。

それで悔しくて色々調べていたところ、原因が分かりました。

それは、高音を出す時に「息を吐き過ぎている」からでした!

確かにたくさん息を吐いて大きな声を出せば高い声(地声)は出しやすくなるのですが、この発声法だと大量の息を受け止めるために、声帯に大きな負荷がかかって疲労してしまいます

息の吐き過ぎで呼吸も苦しくなってくるし、のどにも負荷がかかっているので高い声を持続できないというわけですね。

じゃあどうすれば良いのかというと、高音発声こそ息を無駄遣いしないようにする必要があるのです!

そのためには、「声帯を閉鎖する」ことがとても重要になります。

声帯閉鎖して息を効率良く声に変換する

「声帯を閉鎖するってどういうこと?」って声が聞こえてきそうなので、まずは声が出る仕組みについて簡単に説明します。

声帯とは喉仏のところにあって下の図のように2本のゴムのような粘膜でできたものです。


(画像出典:京都耳鼻咽喉音聲手術医院『発声の仕組み』より)

この声帯の間を息が通って振動することで、息が声に変換されます

ギターの弦を弾いたら振動して音が出ますが、声が生成される原理はそんなイメージです!

声帯は「はぁ~」っと息を吐く時は上の図のように開いており、太くてしっかりとした声を出す時は下の図のように閉まっています。

ここで、高い声を出す時に声帯はどうなるのかというと上下方向に薄く引き伸ばされてピンと張った状態になるのですが、張ると同時に声帯が開きやすくなる傾向があります。

なので、高い声を出そうとすると普通は声帯が閉じ切らず息が漏れてしまい、弱弱しい裏声(ファルセット)になるのです。

※ここで声量を出すために息をたくさん吐くと声帯を閉じようとする力が働くため、多少は出やすくなるけど声帯に負荷がかかってしまい続かないというのは上記に書いた通り。

ここまで記事を読んで下さったみなさんならお分かりいただけたかと思いますが、楽に高い声を出すためには息の量を増やすのではなく、少ない息を声帯閉鎖(声帯の動きをコントロールして閉じること)によって効率良く音に変換してやることが必要です!

では、声帯閉鎖の練習方法を以下で紹介します。

私が試してみて効果のあった声帯閉鎖の練習方法

息を「はぁ~」って吐きながら途中で止めてみる

声帯閉鎖の感覚を掴むために分かりやすかったのが、息を「はぁ~」って吐きながら途中で止めるという方法です。

息を止めるというのは、吐くのをやめるということではなく、声帯の働きによって空気の出入り口を塞いでやるということです。

うまく声帯閉鎖できれば、息を止めた瞬間に喉仏が「ピクッ」と動く感覚があるはずです。

※のどに力を入れ、首を絞められたような状態にして息を止めるという意味ではないのでご注意ください!(のどを痛める原因となります)

次に、ピタッと息を止めてから、のどの状態はそのままで「あ~~」と声を出してみてください。

声帯閉鎖がうまくできていれば少ない息の量でも声量が出るはずです!

エッジボイスを習得する

エッジボイスって何かというと、「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」って声です(笑)

ノイズが混じってザラザラした、ブツブツと途切れるような声です。伝わってますかね??

これはホラー映画の「呪怨」のような苦しそうな声ではなく、脱力した時に出る声です。

出し方のコツとしては、ため息をつきながら音程を限界まで下げていくことです!

音程を下げていくと、

「はああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」

ってなるはずです(笑)

この「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」という声が出ている時ののどの感覚を忘れないようにしてください!

私の体感としては日中よりも朝起きてすぐの方が出しやすいです(朝の方が声帯がむくんで厚くなっているし脱力もできているから?)

繰り返し練習しているうちに声帯閉鎖の感覚がつかめるようになり、実際に歌を歌う際にもうまく声帯をコントロールできるようになってきます。

声帯の動きを自在にコントロールできるようになれば、あなたの歌唱力は飛躍的に向上しますよ!

まとめ

今回は、高音を楽に出すコツとして「声帯閉鎖」について説明させていただきました!

まとめると以下の通りです。

  • 高音を出すと疲れてしまうのは「息を吐き過ぎている」から
  • 楽に高音を出すためには「声帯閉鎖」して息を効率よく声に変換する必要がある
  • 声帯閉鎖ができるようになるためには「途中で息を止めてみる」ことや「エッジボイス」で感覚をつかむことが大切

以上、この記事がみなさんの参考になれば嬉しいです!

それでは!