どうも!まっさんです!
「たしか日本ってめっちゃ借金してるんだよね?ヤバいよね~」って口にする人は多いと思いますが、どこか他人事みたいだなと感じています。
でも、自分が生活している国の現状を正しく把握していないと気づかないうちに損していて、気づいたときにはすでに手遅れなんてことも十分あり得ますよ?
日本の現状やお金のことについて学ぶも学ばないも個人の自由ですが、できれば自分と関わりを持ってくれた人には、正しい金融知識を身に付けて安心した日常生活を送ってほしいと切に願っています。
今回は日本の借金問題として、現在の借金総額と、それをどこから借り入れているのかについて記事を書かせていただきました。
読者のみなさんがこの記事を読んで少しでも危機感を感じ、金融について学ぶきっかけになれば幸いです。
※ボリュームが大きいので、前編と後編に分けて記事を書かせていただきました。
国の借金は現在○○兆円
日本で生活している以上、自分の国の財政状況はしっかりと把握しておくべきです。
なぜなら、国の財政状況が悪化すると私たち国民の生活にも影響が及ぶからです。
ではまず、国の借金(日本政府の借金)っていったい何なのかという話ですが、国の借金とは
国債(国が発行する債券)と地方債(地方自治体が発行する債券)の発行残高
のことです。債券というのは簡単に言えば、国や企業がお金を借り入れるために発行する証券の一種で、いつまでにお金を返すか、またいくらの利子を支払うのかが決められています。
では、日本の借金はいったい今、いくらぐらいあると思いますか?
…答えは、なんと約1,200兆円です!!(2021年現在)
(出典:時事ドットコムニュース『国の借金、1200兆円突破』)
は!?1,200兆円!?と思われましたか?正直私もピンときていないです(笑)
具体的なイメージを持ってもらうために、仮に1,200兆円の札束を用意したとするとどれぐらいの厚さになるのかざっくり計算してみましたが、
1万円×100枚で1cmなので、1,200兆円は12,000kmとなります。
赤道から北極までの距離が10,000kmなので、それよりも長くなるという衝撃の結果でした。。
日本はそれだけの借金を現在しており、今後も借金額はどんどん膨れ上がっていく見込みです。
例えば消費者金融からお金を借りると、借金には利息が付くので雪だるま式に借金額が増えていきますよね?そんなイメージです。
また、国の収入(税収など)と支出(社会保障など)を見てみると、
収入:約70兆円 支出:約100兆円
圧倒的赤字やん、、(笑)
(出典:時事ドットコムニュース『2020年度の予算案構成』)
この状況を人で例えてみると、
【サラリーマンA君】
手取り年収:700万円
支出:1,000万円
(毎年300万円の赤字)
借金総額:1億円
こんな人と結婚したいと思いますか?(笑)
いつ自己破産してもおかしくないですよね?てか1億円もよく借金できましたねって感じですよね(笑)
いまの日本がまさにこういう状況だということです。
日本はどこに借金をしている?【答え:日本国民である我々から】
日本はどこからお金を借りていると思いますか?
アメリカ?中国?ドイツ?
答えは、借金の大半が日本国民からです。
「えっ、俺は国にお金を貸したりした覚えないけど?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、みなさんはお金を銀行口座に預けていますよね?
預けたお金は使われることなくずっと保管されていると思いますか?
実は、私たち国民が預けたお金を使って、銀行、保険会社などが国に勝手にお金を貸しているのです!けしからんですね(笑)
なぜ銀行や保険会社が、私たちが預けたお金を国や企業に貸しているのかというと、お金を貸すことで利息を得ることができるからです。
ただ、日銀当座預金の金利は現在ゼロ金利あるいはマイナス金利なので、実態としては「国が銀行や保険会社に国債を買わせている」の方が近いかもしれないですね。(笑)
つまり、私たちは間接的に国にお金を貸しているということになります。まずはその事実を認識しておきましょう。
ちなみに日本の国債の内訳は、日本国民から約96%、残り4%は外国人であり、要は身内からお金を借りているようなものなので、その気になれば簡単に借金対策ができるんです。
というかもう既に始めています。このことについては後編の記事で書かせていただきます。
まとめ
今回は、日本の借金額の現状と、お金をどこから借りているのかについて記事を書かせていただきました。
まとめると以下のようになります。
- 日本の借金は約1,200兆円(2021年現在)
- 日本の年間収支は、収入:約70兆円 支出:約100兆円
- 日本の借金の大半は日本国民である我々から
現在の日本の財政状況を理解していただけましたでしょうか?
後編の記事では、日本がこれだけ借金をしていても破綻しない理由、また日本の借金が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかについて書かせていただきましたので、ぜひ続けてご覧ください。
それでは!