どうも、まっさんです!
海外一人旅と聞くと、興味はあるけどちょっと怖いな~とか、
友達と行く海外旅行やツアーの旅行とはどんな違いがあるんだろう?
と思っている人も多いと思います。
ですが断言します。
少しでも海外一人旅に興味があるなら絶対に経験した方が良い!
一人旅をした経験が今後の人生において間違いなくプラスになると考えています。
今回の記事では、海外一人旅に興味はあるけど行動に移せていない人の背中を押すために、
- 海外一人旅にはどんなメリットがあるか
- とはいえ一人で行くことのデメリットも把握しておきたい
といった疑問にお答えしたいと思います。
海外一人旅に行くべき理由
海外にツアーで行ったことがある人は身に覚えがあるかと思いますが、
英語を使ったり現地の人々と話したりする機会ってほとんど無くないですか?
目的地への移動やホテルスタッフとのやり取りなどは、旅行会社のスタッフがほぼ全て代わりにやってくれます。
しかも友達と一緒に行くから、基本的に友達としか話さないですよね?
「その方が手間も省けるし楽だから良いじゃん!」
といった声も聞こえてきそうですが、せっかく海外に行くのなら現地の人達ともっと交流した方が楽しいし色んな発見があると思っています。
一人で海外に行けば、現地で生活していくために嫌でも現地の言語を使ってコミュニケーションを取らなければなりません。
私自身も海外に初めて一人で行ったときは(というか初海外が一人なのですが)、予約したホテルの場所が全く分からず
「ヤバい!このままでは野宿になってしまう!」
と生存本能が働き、たどたどしい英語で現地の人々にひたすら質問した経験があります。
無事ホテルに着いてからも、ドイツやマレーシアの旅人と話しているうちに仲良くなり、翌日は一緒に現地の観光を楽しむことができました。
上記のような経験ができたのも「一人旅」ならではのことだと思います。
最初は知らない外国人に話しかけるのはドキドキしましたが、何度も会話を繰り返しているうちにコミュニケーションを取るのが楽しくなってきました。
しかも、会話を続けようと頭をフル回転させながら話すので、英語のリスニング力とスピーキング力が向上しました。
英語が得意ではない人も、コミュニケーション能力に自信がない人も、伝える意思があれば案外伝わるものです。
勇気を持って話しかけて、現地の人達とコミュニケーションが取れた時の快感は忘れられませんよ。
問題解決力が鍛えられる
一人で海外に行くと色んな課題に直面します。
実際に私が直面した課題がこちら
- 海外の空港に着いてすぐに荷物検査で引っかかり質問攻めに合う
- 自分が泊まる予定のホテルがどこにあるか分からず路頭に迷う
- 観光地から離れた地域では言葉がなまっていて何を言っているのか分からない
- マレーシアからシンガポールの陸路移動中に両替し忘れてタクシーに乗れない
- 現地でホテルを探そうと思ったら到着が遅すぎてどこも開いておらず野宿を覚悟
小さな出来事も含めると、上記以外にも色々ありました。
だけど、どんな状況に直面しても自分の頭で考えて冷静に対処すれば何とかなるものです。
- 道に迷ったら現地の人に聞けばいっか!
- 何を言っているのか聞き取れなければゆっくり話してもらえばいいんだ!
- ダメもとで泊めてもらえないか交渉してみよう!
こうやって解決のためのアイデアを考えて行動に移した結果、無事困難な状況を切り抜けることができました。
世の中では問題解決力が求められていますが、問題解決力を鍛えようと思ったら
実際に困難な状況に直面して、それを乗り越える経験をする
というのが一番効果的だと思っています。
日本で普通に生活していても、ツアーで海外旅行に行ってもなかなか経験できないのではないでしょうか?
自分の力で目の前の課題を一つずつ解決し、様々な地域を巡っているうちに、
「自力で次々と問題を解決して旅を続けてる俺ってすごくね??
この先どこへ行っても、どんな困難に直面しても乗り越えていく自信があるぞ!」
というマインドになってきます。達成感も味わうことができます。
問題解決力が高まることで自分に自信を持てるようになり、日常生活のちょっとしたことでは動じなくなりますよ。
誰にも邪魔されず自分の行きたいところを巡ることができる
一人旅なのですから当然と言えば当然ですが、自分が本当に行きたいところだけ行けばよいのです。
決めるのは自分です。誰にも気を遣う必要はありません。
一緒に行くメンバーが多ければ多いほど意見が割れますよね?みんな一人ひとり価値観が違うから仕方のないことです。
まずは行きたい国について話し合いが始まり、その次はどの地域を観光するかでまた議論が発生します。
「インドとか刺激的だから行ってみたい!」と提案しても、他のメンバーから
「えっ、インドはお腹壊しそうだし清潔感なさそうだから嫌だ」と言われれば終わりです。諦めるしかないです。
現地に着いてからも、行きたいレストランや観光スポットで自分の意見が通らず妥協することも少なくないでしょう。
ですが、一人旅ならそんなことは一切ありません。
実際に私が一人旅をした際も、自分の好きなように計画を立て、興味のあるスポットはすべて巡り、泊まりたいホテルに泊まり、食べたいものを食べました。
友達と海外旅行に行くのは私も好きですし思い出に残ると思いますが、ぜひ一度、一人旅ならではの解放感を味わってみてはいかがでしょうか?
海外一人旅のデメリット
というわけで、自分が一人旅をして感じた「デメリット」もお伝えしようと思います。
孤独を感じることがある
現地の人々と交流できるとはいえ、移動している時やご飯を食べている時は基本的に一人です。
普段から一人で出掛けるのに慣れている人は良いのですが、いつも友達と一緒に行動する人は孤独を感じるかもしれません。
私もはじめのうちは良かったのですが、何日も一人で行動していると不意に寂しさを感じる時もありました。
一番孤独を感じたのは、シンガポールにて、一人でイルミネーションを眺めていた時です。
「なにが悲しくて俺は一人でイルミネーションを眺めているんだろう」
と思いましたね。
シンガポールのマリーナ ベイ サンズのように、「ザ・観光地」みたいなところに一人で行くとなかなか堪えます。東京ディズニーランドに一人で行くようなものですね。
けれど、シンガポールでも地下鉄の駅でたまたま知り合った現地の同い年ぐらいの男性と仲良くなり、彼のオススメスポットを案内してもらえたので充実してましたよ。
振り返ってみると、孤独を感じたことよりも、現地で仲良くなった人達とのふれあいの方が強く印象に残っています。
困ったときにすぐ相談できる相手がいない
先ほどメリットのところでお話しした、
「自分の頭で考えて行動するため問題解決力が鍛えられる」の裏返しですね。
海外は日本の常識が通じないことも多々あるので、戸惑うことも多いです。
そんな時、相談できるスタッフや友達が周りにいないと不安かもしれません。
ですが、私は以下のように考えています。
- 大抵のことは現地の人に聞けば解決する
- 現地の言葉が分からなくても、ジェスチャーで意外と伝わる
- いまの時代スマホで検索すれば解決策がすぐに見つかる
- どうしようもない時は日本の大使館に行って相談すればよい
これらのことは決して難易度の高いことではないと思います。
少し勇気を出して話しかけたり、スマホの通訳機能を使ったり、分からないことを検索したりすれば解決できるのです。
このような経験をすることは、自分を成長させる良い機会になると思いますよ。
大勢で行く旅行よりも現地の人に狙われるリスクが高まる
海外一人旅と聞くと、危険なイメージを持たれる人も多いですよね。
私も、何も対策せずに無防備な状態で海外に行けば危険度は高くなると思っています。
なので、極力リスクを抑えるためにも以下のことは頭に入れておいてください。
- 人通りが少ないところを歩かない(特に夜)
- 流暢な日本語で話しかけてくる外国人に注意
- 簡単に取られてしまうところに財布やパスポートなどの貴重品を入れない
- 荷物の置き忘れに注意。大事なものは肌身離さず持っておく
日本人をカモだと思っている外国人が一定数いるのも事実です。
親しげな顔をして近づいてきて、貴重品を奪われたり要らないものを売りつけられたりするかもしれません。
そのため、自分の身は自分で守るという意識で、
- ここは危険かもしれない!
- この人ちょっと怪しいな~
と思ったら無理せず安全を確保する行動を取ってください。
怪しそうな人は話しかけられても基本無視で大丈夫です。日本でも同じですよね?
少し警戒心を持っておくだけでも全然違います。
私は何度かボラれそうになったことはありましたが、上記のことを気をつけているのでこれまで危険な目に会ったことはありません。
まとめ
今回の記事では、「海外一人旅に興味があるなら絶対に経験すべき理由」について解説してきました。
私が海外一人旅を推奨する理由は以下の通りです。
- 英語力・コミュニケーション能力が身につく
- 問題解決力が鍛えられる
- 自分の行きたいところに自由に行ける
また、一人旅のデメリットは以下の通りです。
- 孤独を感じることもある
- すぐに相談できる相手がいない
- 現地の人に狙われるリスクが高まる
もちろん一人旅にはデメリットもありますが、それらを考慮しても行く価値は十分あると思っています。
私の普段の生活や仕事では、海外一人旅で培った行動力やコミュニケーション能力が活かされています。
この記事を読んで、少しでも海外一人旅に興味を持ってくれる人がいたら嬉しいです。
それでは!